マーク・ジャクソン「勝ち残り式トーナメントは不公平」
NBAはシーズン再開へ向け、さまざまな案を検討している。
プレイオフフォーマットについても議論が交わされているといい、1シリーズを3試合方式、もしくは1シリーズを1試合方式つまり勝ち残りトーナメントにする案も浮上しているという。
だが、勝ち残りトーナメント方式だと運がより大きく作用するため、元NBAプレイヤーであり、ESPNでアナリストとして働いているマーク・ジャクソンは反対しているようだ。
ジャクソンはNCAAのようなトーナメント方式について次のようにコメント。The New York Daily Newsが伝えている。
「私はまったく賛成しない。勝ち残り式トーナメントをやるべきじゃない。なぜなら、NBAは偉大なリーグであり、偉大なタレントがいるからだ。ワーストチームがベストチームを倒す夜もある。それでチャンピオンにすべきじゃない」
勝ち残り式トーナメントはあくまで一案であり、その他にもさまざまな案が検討されている。
ジャクソンによると、ひとつの場所で試合を行い、選手たちも決まった場所で管理することにより、リスクを最小限できるという。
ジャクソンの言う通り、1試合のみで決めるのであれば、大番狂わせもあり得る。
まずは事態の収束が先になるが、難しいタスクをこなし続けているNBAはこの困難を乗り越えるべく、適切な判断を下すであろう。
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