NBAレジェンドのシャキール・オニールは、現役引退後もさまざまなことでコミュニティを助け、サポートしている。

社会が厳しい状況にさらされている現在も人々を助け続けているオニール。

先日は11歳の少年と12歳の少年交通事故で他界したことをひどく悲しみ、少年の家族を少しでも助けようと動いたようだ。

オニールの親友であるフィル・コンラッドによると、オニールは両家の葬儀費用をクラウドファウンディングで集め、足りない分は自ら捻出したという。コンラッドのコメントをmystateline.comが伝えている。

「彼から電話があり、彼の代わりにご家族に連絡をとるよう頼まれた。彼が作ったGoFundMe（クラウドファウンディング）のアカウントをご家族に伝えた」

「彼に後日電話し、GoFundMeで3000ドル以上集まったが、まだ少し足りなかった。すると、彼はすぐに作業の手を止めて私にお金を送ってくれたから、私は小切手を書いたんだ」

「彼はビッグマン。彼の心はそれ以上に大きいのさ」

コンラッドによると、オニールは以前、アップル社の製品を購入するために店舗に向かっていたところ、ある店でX-boxを購入するために並んでいた女性と話をし、彼女が子どもたちのためにX-box購入資金を貯めていたこと、また7人家族で小さなテレビ1台を分け合っていることを知ると、オニールは各寝室用にテレビ3台、さらにすぐにX-boxで遊べるようゲームソフトをプレゼントしたこともあるという。

オニールにとって金はもはや問題ではなく、人々を助けることが生き甲斐であり、夢となっている。

今年はオニールにとって辛い時間となってしまっているが、人々はオニールに惜しみない愛を送り続けるだろう。