NBAキャリアベストのシーズンを送ったオーランド・マジックのモー・バンバには、他チーム移籍の噂が浮上している。

今年のNBAドラフト1位指名権を保有しているマジックがチェット・ホルムグレンやジャバリ・スミスといったフロントコートの選手を獲得した場合、マジックは制限付きFAになるバンバに他のNBAチームからオファーがあったとしてもおそらくマッチしないだろう。

だが、まだ24歳と若く、さらなる成長が期待できるバンバは、NBAタイトルコンテンダーでプレイできるチャンスを手にするかもしれない。

larrybrownsports.comによると、NBAチャンピオンを目指すマイアミ・ヒートがバンバ獲得に動く可能性があるという。

なお、ヒートではダンカン・ロビンソンやゲイブ・ビンセント、オマー・ヤートセブンがトレード要員候補として挙がっている。

ヒートはカイル・ラウリーとジミー・バトラーの後の世代についても考えており、その柱としてタイラー・ヒーローとバム・アデバヨ、そしてバンバを見ているのかもしれない。

アウトサイドシュートがある貴重なビッグマンのバンバは、ヒートにとって重要な選手のひとりになることだろう。

なお、バンバの2021-22シーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	71	226
平均出場時間	25.7	18.6
平均得点	10.6 （キャリアハイ）	7.7
平均リバウンド	8.1 （キャリアハイ）	6.1
平均アシスト	1.2 （キャリアハイ）	0.9
平均スティール	0.5 （キャリアハイ）	0.4
平均ブロックショット	1.7 （キャリアハイ）	1.4
平均ターンオーバー	1.1	0.9
FG成功率	48.0％	47.5％
3P成功率	38.1％ （キャリアハイ）	35.2％
フリースロー成功率	78.1％ （キャリアハイ）	68.5％