ジェレミー・リン「ニックスに戻りたかった」
ベテランポイントガードのジェレミー・リンはニューヨーク・ニックスに所属していた2011-12シーズン、一躍時の人となった。
カーメロ・アンソニーなど主力陣が負傷離脱したニックスの救世主となり、ビンス・カーターの”ビンサニティ”に倣って”リンサニティ”と称されたリン。
だが、リンサニティは短命で終え、シーズン終了後にヒューストン・ロケッツへ移籍することとなった。
それでもリンはニックスでプレイし続けたかったという。
リンはFAになった当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
ヒューストンに「オファーが高すぎる」と言えるかい?
俺はニューヨークに戻りたかったし、ニューヨークにはオファーにマッチしてもらいたかった。
ニューヨークでの時間、ファンとの時間、すべてがすごくスペシャルだった。
あの時の俺はこう思っていたんだ。
『ニューヨークに戻らなきゃ。あそこは俺の心がある場所だ』とね
アンソニーとアマレ・スタウダマイヤーが戦線復帰したことを受け、リンは徐々に低迷。
当時のヘッドコーチだったマイク・ダントーニが解雇されると、リンは出場機会を失い、シーズン終了後にニックスを離れることになった。
その後は怪我に苦しむ時間が続き、現在は中国リーグに所属しているリン。
ニックスは今も再建期が続いているが、リンが復帰する日はやってくるだろうか。
なお、リンはニックスでプレイした2011-12シーズン、35試合に出場し、平均26.9分のプレイで14.6得点、3.1リバウンド、6.2アシスト、1.6スティール、FG成功率44.6%、3P成功率32.0%、フリースロー成功率79.8%を記録した。
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