フィル・ジャクソンがシャキール・オニールに「私の言うことを聞け」
名将フィル・ジャクソンはシカゴ・ブルズを2度のスリーピートに導いた後、1999年にロサンゼルス・レイカーズに移籍した。
当時のレイカーズはコービー・ブライアントとシャキール・オニールを中心とし、タレントを豊富に揃えていたものの、ジャクソンがまずやったのは選手たちの意識改革だったのかもしれない。
オニールによると、ジャクソンはレイカーズ移籍直後に選手たちと座談会を行い、選手たちに対する要求を伝えたという。
当時のことを今でもはっきり覚えているというオニールは、次のようにコメント。Bleacher Reportが伝えている。
彼はレジュメを持ってきた。
彼が「これをやれ」と言えば、我々全員はそれを理解した。
なぜなら我々が負けるたびに、ファイナルでの彼を見ていたからね。
彼に初めてあった時、「私の言うことを聞けば、君はMVPに選ばれるだろう。私の言うことを聞けば、君はチャンピオンに鳴るだろう」と言われたんだ。
私が「クールだね」と言うと、彼は「もうアルバムはいらない。CMは制限し、私が言うことすべてをやれ」と言ってきた。
私はそれに同意した。
あの年がおそらく私のベストイヤーだったんじゃないかな。
勝利の方程式を手にした時、我々はより多くを求めるようになったんだ。
オニールがジャクソンの指示を受け入れたのは、ジャクソンにブルズを2度のスリーピートに導いた実績があったからだろう。
その後、ジャクソン指揮するレイカーズはスリーピートを達成。
ジャクソンがブルズ時代に身につけたアイデンティティは、当時のレイカーズの選手たちにも伝えられたに違いない。
ジャクソンのようなスーパースターにまったく遠慮しない指揮官はこの先現れるのだろうか。
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