シャキール・オニール「コービー・ブライアントと僕の支配力を決定づけたのはあのアリウープダンク」
NBAレジェンドのシャキール・オニールとコービー・ブライアントは、ロサンゼルス・レイカーズで一時代を築き上げた。
史上最強のデュオとも称されるオニールとブライアントだが、彼らの象徴的なプレイのひとつといえば、2000年のウェスタン・カンファレンスファイナル第7戦でブライアントからのロプバスをオニールがアリウープで叩き込んだプレイだろう。
オニールによると、このプレイがブライアントとオニールの支配力を決定づけたという。
オニールは当時を振り返り、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
我々は3勝1敗でリードしていた。
何度もガードを下げてしまった。
彼らは最もタフなチームであり、我々を恐れなかった唯一のチームだった。
私は少し緊張していたが、うまくプレイしなければならないということは分かっていた。
だが、そうできなかった。
シャックのようなゲームがまったくできなかったんだ。
私は恐れていた。
うまくいかなければ終わってしまう、コービー対シャックの確執が明るみになることを恐れていたんだ。
皆を失望させてしまった。
そして(第7戦の)第4Q、少し調子が上向いた。
コービーにはこう言い続けていた。
「リムのところで僕がワイドオープンだ」とね。
彼は「分かった、分かった」と言っていた。
あのラストプレイ、私はボールを見てさえいなかったんだ。
なぜなら、「OK、コービーがシュートを撃つから、スペースを空けておけ」という感じだったからね。
彼はクロスオーバーでスコッティ・ピッペンをかわした。
彼がボールを放った時、「くそ、ショットじゃないじゃないか」と言ったものさ。
ボールを空中でキャッチし、素早く決めなければならなかったんだ。
あれが我々の支配力を決定づけた瞬間だったと思うよ。
ブライアントとオニールの歴史を振り返る時、このアリウープダンクは必ずピックアップされる。
まさにブライアントとオニールの強力タッグを証明したプレイとも言えるだろう。
ブレイザーズを下したレイカーズはNBAファイナルでインディアナ・ペイサーズと対戦し、4勝2敗で勝利。
これがスリーピートへ第1歩となった。
ブライアントが死去した後、オニールは自宅でブライアントとの過去の映像をずっと見続けたというが、このシーンについては何度も巻き戻して見たことだろう。
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アリウダンクープ。