トレイ・ヤングがステフィン・カリーより優れている点はパススキル?
アトランタ・ホークスのトレイ・ヤングは、これからのNBAを牽引していくであろう若手ホープのひとりだ。
今季はオールスターゲームスターターにも選出され、ますますの成長が期待されているヤングは、巧みなドリブルワークと長距離砲をオフェンスオプションとしていることから、ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーと比較されることも多い。
現時点では2度のMVP受賞を誇るカリーに軍配が上がるだろうが、ホークスのフロントオフィスで働くラリー・ライリーによると、ヤングにはカリーより優れている点があるという。
ライリーはヤングについて次のようにコメント。NBC Sportsが伝えている。
彼がステフを上回っている唯一の点は、おそらく少しだけ優れたパサーだということだろうね。
その他の点においては、ステフにアドバンテージがある。
ただトレイは我々が求めている役割に向けて成長中であるし、彼は非常に良くやってくれているよ。
我々は彼が成長し続けることを望んでいる。
カリーが2009年のNBAドラフト7位でウォリアーズに入団した時、ライリーはウォリアーズのフロントオフィスで働いていた。
2018年のNBAドラフト5位でヤングを指名した時、ライリーは重要な役割を果たしたというが、カリーとヤングを見続けているだけに共通点が手に取るように分かるのかもしれない。
カリーにはMVPを2度受賞し、ウォリアーズを3度のNBAチャンピオンに導いた実績がある。
一方、ヤングが所属するホークスは長い再建期から抜け出せずにいるが、カリーのようにチームをプレイオフに導き、NBAタイトルを目指してもらいたいところだ。
なお、カリーとヤングのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | ステフィン・カリー | トレイ・ヤング |
---|---|---|
出場試合数 | 699 | 141 |
平均出場時間 | 34.3 | 32.8 |
平均得点 | 23.5 | 23.6 |
平均リバウンド | 4.5 | 3.9 |
平均アシスト | 6.6 | 8.6 |
平均スティール | 1.7 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 4.2 |
FG成功率 | 47.6% | 42.8% |
3P成功率 | 43.5% | 34.4% |
フリースロー成功率 | 90.6% | 84.7% |
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