アンソニー・デイビス「ジャージーにメッセージは入れない」
NBA選手たちは現地30日から再開するシーズンの間、背面にメッセージを入れたジャージーを着てプレイすることができる。
用意されたメッセージから選ぶ形とはなるが、社会問題に対する考えを主張するために80%以上のNBA選手がメッセージを入れるという。
だが、ロサンゼルス・レイカーズのオールスターフォワード、アンソニー・デイビスは、メッセージを入れないことにしたようだ。
デイビスはジャージーにメッセージを入れない理由について次のように説明。clutchpoints.comが伝えている。
“デイビス”というラストネームは、家族と共にコートに足を踏み入れることを表現するものだと思っている。
家族か社会正義かで、僕は迷っていた。
どう決めればいいのか分からなかった。
社会正義のメッセージを伝えるべきか、それとも自分のラストネームを使うべきか。
僕にとってラストネームはすごく重要なものなんだ。
デイビスによると、キャリアを通して共に戦ってくれた家族のためにも名字を使用するが、決して社会正義を軽んじているわけではないという。
ジャージーの背面に入れることができるメッセージは各個人が考えたものではなく、NBA側が事前に用意したリストから選ばなければならない。
中にはリストアップされたワードに納得できない選手もいるというが、メッセージを入れないとしても社会を正しい方向へ向かわせるよう自らの口でメッセージを発信するだろう。
なお、デイビスのチームメイトであるレブロン・ジェイムスも、メッセージを入れない方針であることを明かした。
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