ウィスコンシン州で警官がジェイコブ・ブレイクさんを射撃したことを受け、現地26日に予定されていたプレイオフゲーム全3試合が延期となった。

まずボイコットを決めたのは、地元で悲惨な事件が起きたミルウォーキー・バックス。

つまり、バックスがボイコットを決めたため、マジックが没収試合を受け入れていればシリーズ第5戦はマジックの不戦勝となっていた。

だが、clutchpoints.comによると、マジックの選手たちはバックスの没収試合を受け入れず、すぐにアリーナを去ったという。

マジックの選手たちはバスケットボールより大切なことがあることを理解しており、彼らが示した意思はNBA選手たちが一致団結していることを表していると言えるだろう。

今回の事件を受け、バスケットボールをプレイするためにオーランドに来たことを後悔しているNBA選手も少なくないという。

だが、オーランドに来たのはNBAという巨大なプラットフォームを通して自身の声を伝えるためでもある。

中にはホームに帰ることを検討したNBA選手もいるというが、NBAは選手たちがもっと声をあげることができる環境を提供しなければならないかもしれない。