レブロン・ジェイムスがジェイムス・ハーデンについて「ペイントエリア内の動きがトリッキー」
NBAチャンピオン最有力候補のロサンゼルス・レイカーズは現地10日、ヒューストン・ロケッツとのカンファレンスセミファイナル第4戦を制し、カンファレンスファイナル進出に王手をかけた。
レイカーズは一時20点以上のリードを奪ったが、集中力が切れたのかターンオーバーを連発。
勝利で終えることはできたもののロケッツに猛追を許し、後味の悪い結果となってしまった。
ロケッツのエースであるジェイムス・ハーデンをシリーズ最少得点となる21点に抑えたものの、20本ものフリースローを与えてしまったレイカーズ。
レブロン・ジェイムスもハーデンを抑える難しさを実感しているのかもしれない。
ジェイムスはハーデンについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
僕たちがこのリーグで見てきた中で、ジェイムスはおそらく最高のオフェンシブプレイヤーのひとりだ。
彼はフリースローアテンプトを20本獲得した。
僕たちは彼をフリースローラインに立たせようとしたわけではない。
それでも20本だ。
彼はすごくクレバー。
ペイントエリア内の動きがすごくトリッキー。
すべてを止めることはできないよ。
なぜなら、彼のオフェンスは本当に素晴らしいからね。
レイカーズはこの日、ハーデンをFG成功率18.2%(2/11)、3P成功率16.7%(1/6)に抑えるディフェンスを見せた。
フリースローで16得点を許してしまったものの、ハーデン対策を見出したように思える。
これまでのシリーズを見る限り、ロケッツがシリーズを突破する可能性は限りなく低いように見えるが、シリーズ第5戦は1点を争う好ゲームを期待したいところだ。
なお、ハーデンのカンファレンスセミファイナル第1戦から第4戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 | 第4戦 |
---|---|---|---|---|
出場時間 | 33:56 | 39:27 | 38:04 | 39:25 |
得点 | 36 | 27 | 33 | 21 |
リバウンド | 2 | 2 | 9 | 4 |
アシスト | 5 | 7 | 9 | 10 |
スティール | 2 | 2 | 0 | 2 |
ブロックショット | 1 | 0 | 0 | 3 |
ターンオーバー | 5 | 5 | 2 | 5 |
FG成功率 | 60.0% (12/20) | 50.0% (6/12) | 47.8% (11/23) | 18.2% (2/11) |
3P成功率 | 50.0% (3/6) | 50.0% (4/8) | 44.4% (4/9) | 16.7% (1/6) |
フリースロー成功率 | 75.0% (9/12) | 84.6% (11/13) | 100% (7/7) | 80.0% (16/20) |
+/- | 0 | +8 | -7 | 0 |
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