ギルバート・アリーナス「ドリームチームで最も価値があったのはスコッティ・ピッペン」
NBAレジェンドのスコッティ・ピッペンは、”バスケットボールの神様”ことマイケル・ジョーダンとともにシカゴ・ブルズを2度のスリーピートに導いたNBA史上最も偉大なプレイヤーのひとりだ。
だが、圧倒的な存在感を放ったジョーダンの影に隠れ、過小評価されているという声も少なくない。
それを最も感じているのは、元NBAプレイヤーのギルバート・アリーナスなのかもしれない。
アリーナスによると、初代ドリームチームで最も価値があった選手ははジョーダンでもマジック・ジョンソンでもなく、ピッペンだという。アリーナスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
人々はUSAチームのことを分かっていない。
彼(ピッペン)はアシストでチームをリードした。
世界最高のポイントガードのマジックでもなければ、ジョン・ストックトンでもなかった。
スコッティ・ピッペンだったんだ。
彼が最も価値ある男だ。
なぜなら、彼はジョーダンから(チャールズ・)バークレーへのパスをつなぎ、バークレーから(クリス・)マリンへのパスをつなぎ、マリンからデイビッド・ロビンソンへのパスをつないだ唯一の男だったからね。
彼は他の男たちのために自らを犠牲にしたんだ。
彼があのチームで最も価値ある男さ。
ピッペンはジョーダンのように率先してチームを牽引するタイプではなかった。
だが、彼のヘルプディフェンスやプレイメイキングはNBA随一であり、ピッペンがいなければブルズは2度のスリーピート達成できなかっただろう。
NBAチャンピオンになるためには、誰かが自身を犠牲にし、チームのために尽くさなければならない。
ピッペンはまさにそれを体現した偉大なプレイヤーだったと言えそうだ。
なお、ピッペンのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリアスタッツ |
---|---|
所属チーム | シカゴ・ブルズ ヒューストン・ロケッツ ポートランド・トレイルブレイザーズ |
出場試合数 | 1178 |
平均出場時間 | 34.9 |
平均得点 | 16.1 |
平均リバウンド | 6.4 |
平均アシスト | 5.2 |
平均スティール | 2.0 |
平均ブロックショット | 0.8 |
平均ターンオーバー | 2.8 |
FG成功率 | 47.3% |
3P成功率 | 32.6% |
フリースロー成功率 | 70.4% |
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