グレッグ・ポポビッチ「ティム・ダンカンがいなければNBAチャンピオンはなかった」
NBA全キャリアをサンアントニオ・スパーズ一筋で過ごしたティム・ダンカンは、スパーズを5度のNBAチャンピオンに導き、ファイナルMVPに3度選出されたNBAレジェンドだ。
指揮官のグレッグ・ポポビッチHCもダンカンに全幅の信頼を寄せ、トニー・パーカーやマヌ・ジノビリらと共にスパーズを常勝チームとしたわけだが、ポポビッチHCによると、ダンカンは常にチームメイトの模範となる存在だったという。
ポポビッチHCはダンカンについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
簡潔に言おう。
プロフェッショナルのレベルにおいて、ダンカンがいなければチャンピオンにはなれなかった。
彼は模範だった。
それが彼のやり方だった。
チームメイトたちに対し、彼は練習やシュートアラウンドの時でさえ毎日競い合うという見本になった。
彼は常にチームメイトたちをリードし、マヌやトニーでさえ彼についていった。
彼はすごく謙虚かつ静かに、皆のために彼自身を捧げたんだ。
ダンカンはマイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントのように華のある選手ではなかった。
だが、決してブレることなく、常に堅実なプレイでチームメイトたちを導いた。
ダンカンが引退した後もスパーズを指揮し続けているポポビッチHCは、ダンカンのような模範になれる選手を求めていることだろう。
なお、ダンカンのNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
出場試合数 | 1392 |
平均出場時間 | 34.0 |
平均得点 | 19.0 |
平均リバウンド | 10.8 |
平均アシスト | 3.0 |
平均スティール | 0.7 |
平均ブロックショット | 2.2 |
平均ターンオーバー | 2.4 |
FG成功率 | 50.6% |
3P成功率 | 17.9% |
フリースロー成功率 | 69.6% |
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