アイザイア・トーマスをドリームチームから外した張本人とは?
現役時代にデトロイト・ピストンズで一時代を築いたアイザイア・トーマスは、NBA史上最も偉大なポイントガードのひとりだ。
にも関わらず、1992年に開催されたバルセロナオリンピックでドリームチームに加わることができなかった。
トーマスと犬猿の仲にあるNBAレジェンドのマイケル・ジョーダンがトーマスのドリームチーム入りを嫌がったと噂されているが、バッドチームの一員としてトーマスとともにピストンズを牽引したジョン・サリーによると、トーマスをドリームチームから外したのはマジック・ジョンソンだったという。
サリーは当時について次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
最もクレイジーだった。
なぜなら、マジックは彼のドキュメンタリーの中でアイザイアが外れた理由はマジック自身にあると言っていたからね。
マイク(ジョーダン)は「アイザイアとプレイしたくない」とは一度も言わなかった。
彼はアイザイアを愛していた。
今もアイザイアを愛している。
彼はデトロイトにいた全員を愛していた。
1988年のことだが、僕の初めてのテレビ番組「ジョン・サリー・ショー」でのエピソードだ。
僕は彼をホテルまで迎えに行き、彼のために撮影のセットを組み、彼に食事をごちそうし、ホテルに送った。
スコッティ(・ピッペン)とホーレス(・グラント)とはチケットを交換したりしていたよ。
彼らにはデトロイトに友人がいたからね。
僕がシカゴに行く時は、チケットを2枚くれたんだ。
サリーによると、ジョーダンはトーマスと話をしないというが、ジョーダンがトーマスを嫌っているからではなく、ジョーダンが内向的な性格だからだという。
サリーはNBA選手がコート内とコート外で異なる関係を築くことは珍しくないと説明したものの、ではトーマスはジョーダンに対して間違った認識を持ったままここまで来てしまったのだろうか?
いずれにせよ、トーマスとジョーダンの人生が交わることはこの先ないだろう。
なお、当時のドリームチームのロスターは以下の通りとなっている。
選手名 | 所属 |
---|---|
クリスチャン・レイトナー | デューク大学 |
デイビッド・ロビンソン | サンアントニオ・スパーズ |
パトリック・ユーイング | ニューヨーク・ニックス |
ラリー・バード | ボストン・セルティックス |
スコッティ・ピッペン | シカゴ・ブルズ |
マイケル・ジョーダン | シカゴ・ブルズ |
クライド・ドレクスラー | ポートランド・トレイルブレイザーズ |
カール・マローン | ユタ・ジャズ |
ジョン・ストックトン | ユタ・ジャズ |
クリス・マリン | ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
チャールズ・バークレー | フェニックス・サンズ |
マジック・ジョンソン | ロサンゼルス・レイカーズ |
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