ボビー・ポーティス「今日愛されても明日愛されないこともある」
NBAキャリア6年のボビー・ポーティスは先日、ミルウォーキー・バックスと4年4850万ドルの契約を結んだ。
この契約がまっとうされれば、バックスはポーティスがNBAキャリアを通して最も長く在籍するチームとなる。
これまでのFA交渉とは異なり、チームに求められたうえで長期契約を結んだポーティス。
だが、ポーティスによると、長期契約を結んだからといって今後が保証されたわけではなく、絶えず努力しなければならないという。ポーティスのコメントをjsonline.comが伝えている。
常に安泰ということは決してない。
僕はそう考えている。
僕は常にアンダードッグのマインドを持っている。
いつだってどんなことだって、変わってしまう可能性がある。
今日愛されたとしても、明日は愛されないかもしれない。
このリーグに身を置くひとりとして、僕はそう考えているんだ。
このリーグに入って早い段階で、ベテラン選手たちや僕のエージェントがそう教えてくれた。
常に誰かが僕のポジションを奪おうと狙っているし、僕はワードワークし、自分の価値を毎日見せなければならない。
そういう意識を常に持っているんだ。
組織が信頼してくれる、組織が気に入ってくれるのは、クールなことだと思うよ。
このリーグにおいて、すべての選手がそうであるとは限らない。
このリーグではチャンスを掴むことがすべてであり、いろんな状況があって自分の力を見せるチャンスを得られない選手もいるからね。
特に祝うことなどない。
僕は懸命にトレーニングしているし、自分のゲームに取り組んでいる。
自分を信じれば、神を信じれば、いつかは報われる。
若い頃に大型契約を断り、人々からクレイジーと言われた。
だが、いつか報われると信じていたんだ。
ブルック・ロペスが怪我で長期離脱を強いられていた時、ポーティスはセンターのポジションでプレイするなど、多才な能力でバックスに貢献した。
バックスファンの最もお気に入りの選手のひとりであるポーティスは来季も身と心をバックスに捧げ、勝利に向かって突き進むことだろう。
なお、ポーティスの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 72 | 453 |
平均出場時間 | 28.2 | 21.7 |
平均得点 | 14.6 (キャリアハイ) | 11.1 |
平均リバウンド | 9.1 (キャリアハイ) | 6.6 |
平均アシスト | 1.2 | 1.2 |
平均スティール | 0.7 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 1.3 | 1.1 |
FG成功率 | 47.9% | 47.0% |
3P成功率 | 39.3% | 38.3% |
フリースロー成功率 | 75.2% | 75.2% |
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