ブラッドリー・ビール「他チーム移籍を考えた」
NBAキャリア11年目を迎えるブラッドリー・ビールは、この夏にワシントン・ウィザーズと5年2億5100万ドルの延長契約を結んだ。
ビールはウィザーズの現状に不満を持っているとされ、トレード要求の噂が出ていたものの、最終的にはウィザーズとの延長契約に応じた。
だが、ビールによると、実際にトレード要求が頭にあったという。
元NBA選手のJJ・レディックのポッドキャストにゲスト出演したビールは当時を振り返り、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
それ(トレード要求)については考えたよ。
他のチームに移籍し、何ができるか考えた。
ただ、マーケットは良い状態ではなかった。
必ずしもやりたかったわけではないが、最終的にはここにとどまった。
僕にとって最高の決定だったと思っているんだ。
僕はいまを生きている。
皆と同じように、僕もスマートフォンを持っている。
人々が「あのチームに移籍すべきだ」、「ジェイソン(・テイタム)と一緒にプレイしたらどうなる?」、「ブルックリンに行ったらどうなる?」、「ロサンゼルスに行ったらどうなる?」、「デンバーに行ったらどうなる?」と言っているのを見た。
良いんじゃないかと思った。
嘘をつくつもりはないよ。
ビールにはこれまで何度もトレードの噂が出ていたが、ウィザーズがビールを放出することはなかった。
ウィザーズの一員としてNBAチャンピオンを目指すことを決めたビールには、これからもウィザーズを牽引するパフォーマンスを期待したいところだ。
なお、ビールの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 40 | 645 |
平均出場時間 | 36.0 | 34.8 |
平均得点 | 23.2 | 22.1 |
平均リバウンド | 4.7 | 4.1 |
平均アシスト | 6.6 (キャリアハイ) | 4.2 |
平均スティール | 0.9 (キャリアワーストタイ) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.4 | 2.4 |
FG成功率 | 45.1% | 45.6% |
3P成功率 | 30.0% (キャリアワースト) | 37.2% |
フリースロー成功率 | 83.3% | 82.1% |
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