フランク・ボーゲルはヘッドコーチとしてインディアナ・ペイサーズをカンファレンスファイナル進出に2度、ロサンゼルス・レイカーズをNBAチャンピオンに1度導いた実績を持つ名将だ。

昨季終了後にレイカーズから解雇されてしまったものの、ボーゲル復帰を望む声は少なくない。

だが、ボーゲルが復帰するのはレイカーズではなく、再建中のNBAチームかもしれない。

larrybrownsports.comによると、ヒューストン・ロケッツがスティーブン・サイラスHCの後任にボーゲルを招聘する可能性があるという。

サイラスHCは血気盛んな若手選手たちと良好な関係を築くことができず、ロケッツの選手たちはサイラスHCに対する信頼を失っていると噂されている。

一方、ボーゲルHCに対する選手たちからの信頼は厚い。

また、ロケッツはディフェンスに問題を抱えているため、ディフェンシブマインドの高いボーゲルは最適な人材と言えそうだ。

なお、ロケッツはボストン・セルティックスを昨季NBAファイナルに導いたイメ・ユドカ、昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズのケニー・アトキンソンAC、先日「今季終了後に去就を考える」と明かしたトロント・ラプターズのニック・ナースHCにも関心を持っていると報じられている。