元NBA選手のトニー・アレンは、NBAの健康福祉給付金制度を悪用し、400万ドルを不正に得た容疑で起訴されている。

この問題には多くの元NBA選手が関わっており、彼らは2021年10月に起訴された。

アレンは当初無罪を主張し、50万ドルの保釈金を払って釈放されたというが、先日罪を認めた模様。

commercialappeal.comによると、アレンは詐欺の共謀の罪を認め、最長で2年の懲役刑を科される可能性があるという。

アレンはカイロプラクティクのサービスとして26万5000ドル、歯科治療費として15万5075ドルをNBAから騙しとった。

だが、すでに金は返還しているため、追加の返還や没収の罰則は受けないと報じられている。

メンフィス・グリズリーズはアレンの貢献を称え、2022年1月にアレンの永久欠番セレモニーを開催する予定だった。

しかし、この問題を受けてセレモニーは延期され、今日に至るまで開催されていない。

なお、この問題ではアレンの他、テレンス・ウィリアムス、アラン・アンダーソン、アンソニー・アレン、シャノン・ブラウン、ウィリアム・バイナム、グレン・デイビス、クリス・ダグラス・ロバーツ、メルビン・イーライ、ジャマリオ・ムーン、ダリアス・マイルズ、ミルトン・パラシオ、ルーベン・パターソン、エディー・ロビンソン、グレゴリー・スミス、セバスチャン・テルフェア、チャールズ・ワトソンJr、アントワン・ライト、トニー・ローテンが起訴されている。