マイケル・マローンHCが高地でのホームゲームについて「アドバンテージにすべき」
デンバー・ナゲッツは今季、メンフィス・グリズリーズのホーム35勝6敗に次ぐNBA2位のホーム34勝7敗を記録している。
NBAプレイオフではホームゲーム全勝と絶好調だが、その理由のひとつはデンバーの標高の高さにあるのかもしれない。
指揮官のマイケル・マローンHCによると、ナゲッツは標高の高さをアドバンテージとすべきだという。マローンHCのコメントをESPNが伝えている。
我々がペースを掴んだ時、アウェイのチームがペースを維持し続けるのはすごく難しくなる。
ほとんどのチームは息を切らし始める。
そして、その環境に順応する。
ここは高地だ。
我々のアドバンテージにすべきだね。
ナゲッツの会場アナウンサーは試合前、「マイル・ハイ・シティを訪れるすべての人々に警告する。この高度で高負荷がかかると低酸素症になり、疲労、呼吸困難、心拍数上昇、頭痛などの症状が出ることがある。警告したぞ」とアウェイのチームとファンにメッセージを放つ。
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスはナゲッツとのウェスタン・カンファレンスファイナルが始まる前、「それは本当だ。はるかに早い段階で疲れる」と明かしていた。
ナゲッツは特にホームゲームで強さを発揮しており、フランチャイズ通算勝率はホームで65.2%を記録している一方で、ロードでは35.0%にとどまっているという。
ヒートとナゲッツはカンファレンスが違うため、ヒートがレギュラーシーズン中にデンバーでプレイする機会は1度しかない。
つまり、ヒートの選手たちがデンバーの標高に慣れるまで時間がかかるだろう。
一方、ナゲッツにとって標高の高さが大きなアドバンテージになっているのは間違いなさそうだ。
なお、アーロン・ゴードンはオーランド・マジックからナゲッツに移籍した当時を振り返り、次のように明かしている。
「なんということだ」と思ったものさ。
筋肉の感覚さえなかった。
筋肉に酸素が十分に行き渡っていないように感じた。
クレイジーだった。
慣れるまで1~2週間かかるかもしれないね。
コメントを残す