NBAアナウンサーのマイク・ブリーンがコービー・ブライアントのサイン入りユニフォームが火事の中生き残ったことを明かす
NBAアナウンサーのマイク・ブリーンは、マイアミ・ヒート対デンバー・ナゲッツのNBAファイナルの実況を担当している。
そのブリーンがNBAファイナル第1戦の中継中に、あるエピソードを明かした模様。
ブリーンによると、彼の家が昨年火事に見舞われたところ、所有物のほどんとが焼失してしまったが、NBAレジェンドのコービー・ブライアントにサインしてもらった宝物の特製ユニフォームは瓦礫の下に埋もれて無事だったという。
ブリーンは火災当時を振り返り、次のようにコメント。theathletic.comが伝えている。
対処するのが難しかった。
なぜなら、何も残っていなかったからね。
少しショック状態になった。
(光景を見た直後は)何が残っているんだ?
すべてなくなってしまったという感じだった。
家やすべてを失くしてしまった人々のことを考え続けた。
彼らは行く場所がなく、保険にさえ入っていなかったかもしれない。
我々は素晴らしい保険に入っていて、それが支えになった。
中には1年間、もしくはそれ以上ホテルで暮らさなければならない被災者もいるんだ。
妻が瓦礫の下からグレイ・マンバジャージーを救出した。
彼女はクリーニングと修復に出し、元の状態に戻してくれたんだ。
NBAが2014年にユニフォームにニックネームをつけることを許可したことを受け、ESPNファミリーはニューヨークで育ったブリーンために「GRAY MAMBA」と記されたブルックリン・ネッツのユニフォームをプレゼント。
ブリーンはその後、ブライアントにサインを求めると、ブライアントは「ひとりのマンバからもうひとりへ」とサインしてくれたという。
ブリーン夫妻は当時、火事にあった家ではなくニューヨークの家で生活していた。
火事にあった家では息子とペットの犬が暮らしていたものの、どちらも無事だった。
ブリーンはたくさんの人に支えながら生活を再建することができたというが、火事の中を生き残ったブライアントのサイン入りユニフォームは心の拠り所になったことだろう。
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