ダリル・モレー「ジェイムス・ハーデンとジョエル・エンビードと一緒にプレイするのはチャレンジ」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのバスケットボールオペレーション部門代表を務めるダリル・モレーが、トレードを要求したジェイムス・ハーデンの状況を明かした。
モレーによると、ハーデンのトレードでシクサーズが望む見返りを得られない限り、トレードには応じないという。
また、モレーによると、NBAオールスタービッグマンのジョエル・エンビードとも話をしたというが、モレーはそもそもハーデンとエンビード体制ではNBAタイトルを獲得することが難しいと感じ、ハーデンに十分な契約をオファーしなかったのかもしれない。
モレーはハーデンとエンビードについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ジェイムスと一緒にプレイするのは、少し難しい時がある。
ジョエルと一緒にプレイするのは、少し難しい時がある。
彼らはボールをすごく支配するタイプだ。
だから、他の選手にとって彼らと一緒にプレイすることはチャレンジかもしれないね。
モレーのこの発言は、シクサーズがハーデンのトレードで何を見返りとして望んでいるかを示唆している。
シクサーズはおそらくハーデンのようにボールを持つタイプの選手ではなく、オフ・ザ・コートでもプレイできるウィングのNBAスターを求めるだろう。
とはいえ、シクサーズがエンビードと共にチームを牽引できるNBAスターを見返りとして求めている一方で、そのようなウィングの選手は現時点で見当たらない。
ハーデンの移籍先最有力候補に挙がっているロサンゼルス・クリッパーズにはノーマン・パウエル、マーカス・モリス、ロバート・コビントンといったウィングの選手がいるが、彼らはNBAスターと呼べるような選手ではない。
つまり、シクサーズとしては最低でもNBAオールスターフォワードのポール・ジョージを獲得したいところだろう。
クリッパーズにジョージをトレードで放出する意思はないとされる中、果たしてハーデンのトレードはこのオフシーズン中に実現するのだろうか?
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