NBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードは先日、ポートランド・トレイルブレイザーズにトレードを要求した。

リラードは昨季NBAファイナリストのマイアミ・ヒートへトレードされることを望んでいるというが、リラードが特定のNBAチームへのトレードを要求していることについては賛否両論ある。

NBAがヒートへのトレードを要求のデイミアン・リラード陣営に警告か？

NBAレジェンドのドウェイン・ウェイドは、リラードの考えを支持しているようだ。

ウェイドによると、ケビン・ガーネットやレブロン・ジェイムスがそうしたように、何か達成したいことがあるならその意思と決定を尊重しなければならないという。ウェイドのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

デイムは彼なりのやり方で達成しようとしてきた。

彼はそれをポートランドで達成したい思ってやってきた。

だからこそ彼はそこにいるのであり、彼がそこにい続けた理由だ。

「選手はこうすべき」という議論は常になされるだろう。

ケビン・ガーネットはこれ（ボストン・セルティックスに移籍してNBAタイトル獲得）を達成した。

レブロンは移籍してこれを達成した。

デイムはデイムがやりたいと思っていることをやらなければならない。

キャリアが一度きりであることを理解しなければならない。

チャンスは一度しかないんだ。

僕たち全員がどうなるのか見届けなければならない。

どのような決断であれ、尊重しなければならない。

好きだろうと嫌いだろうと、デイムがデイムのために下した決断であることを尊重しなければならない。

ジェイムスは2010年にヒートに電撃移籍し、ドウェイン・ウェイドと共に初のNBAタイトルを勝ち取った。

リラードがヒートに移籍すれば、ジェイムスと同じようにヒートの一員としてNBAタイトルを勝ち取ることができるかもしれない。

だが、NBAチャンピオンになれる保証はない。

リラードもそれを覚悟したうえでの決断であり、そこに至るまで相当悩んだことだろう。

とはいえ、リラードがヒートに移籍できない説も浮上しつつある。

果たしてリラードは彼が思い描くキャリアを実現することができるだろうか？