JJ・レディックがNBAでの遠征の難しさを明かす「単なる移動ではない」
年間82試合以上をこなさなければならないNBAのスケジュールは、他のプロスポーツと比較してタフとされている。
選手たちは頻繁に移動し、時には2日連続でプレイしなければならないわけだが、元NBA選手のJJ・レディックによると、遠征の際にはさまざまなトラブルが発生して計画通りに進まないこともあるという。
レディックは遠征時に起こり得る問題について、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
単なる移動ではない。
全員が時間通りに空港に到着することが重要だ。
時間はすごく重要だ。
年に5~10回は、何かしらの機械的な問題が発生する。
冬の間の移動では、常に飛行機の氷を解かさなければならない。
これが問題だ。
だから、飛行機にただ乗り、ただ降りるというわけにはいかないんだ。
このような問題は、実際に体験している選手たちでなければ分からないだろう。
レディックによると、バック・トゥ・バックの試合では連日午前4時にベッドに入るため、特にコンディションを調整するのが難しいという。
NBAは来季からインシーズントーナメントを新たに導入する。
インシーズントーナメントの試合がどれくらいの強度になるかは実際にやってみなければ分からないが、もしNBAプレイオフさながらの緊張感の中で行われるようになれば、選手たちの負担はますます重くなるに違いない。