元NBAスターのギルバート・アリーナスが試合中に取り乱して後悔したこととは?「僕を捨てた母に会った時」
元NBAスターのギルバート・アリーナスは、感情を表に出すことが多い選手だった。
そのアリーナスが、NBAで後悔していることのひとつを挙げた模様。
アリーナスによると、生き別れになった彼の母が彼の試合に来ていた時に感情が高ぶり、後悔する出来事が起こったという。アリーナスのコメントをtalkbasket.netが伝えている。
覚えている。
マイアミでのことだった。
母に会った日だった。
僕はその時まで彼女に会ったことがなかった。
だが、僕たちがウォームアップをしていると、僕の名前を呼ぶ声が聞こえたんだ。
ある女性が「ヘイ!」と言ったから、僕は「ヘイ!」と返した。
すると、彼女が「私があなたの母親よ」と囁いたんだ。
感情が溢れ出た。
ファウルされたと思った時、レフェリーが僕を見ていたから、ヘッドバンドを外し、顔面にぶつけてやった。
エリック(・ルイス)だったかもしれない。
そして僕は退場させられたんだ。
アリーナスによると、母と5分程度話をしたものの、その後母が他界してしまったため、交流を深めることはできなかったという。
母に会うためにNBA入りを目指し、夢のひとつを叶えたアリーナス。
残念ながら彼らの交流は短期間で終わってしまったものの、アリーナスにとって母との再会は最高の瞬間だったに違いない。