ローテーションから外されたロバート・コビントン「来季はリベンジ」
ロサンゼルス・クリッパーズのロバート・コビントンにとって、NBAキャリア10年目の昨季は難しいシーズンだった。
昨季はレギュラーシーズン48試合の出場にとどまり、NBAプレイオフではポール・ジョージとカワイ・レナードが離脱したにもかかわらず、ローテーションに入ることができなかったコビントン。
だが、それがコビントンのモチベーションに繋がっているようだ。
コビントンは先日、来季に向けて意気込みを次のように語ったという。hoopsrumors.comが伝えている。
来季はリベンジだ。
僕はより大きな責任を持っている。
昨季はあまりプレイできず、自分の位置を思い知らされた。
僕は彼らに僕を起用させるようにしなければならない。
やるべきことをやらなければならない。
彼らはより強く、より良い選手になって戻ってくるメンタリティが必要だと言っている。
昨季は僕の期待通りとはならなかったが、僕はリセットし、もっと成長して戻ってくると彼らに言ったんだ。
昨季は何も得られなかった。
昨季は期待通りに進まなかった。
だから、得るものは何もなかった。
それらを洗い流し、リスタートし、新たなシーズンを迎えるだけだ。
それが僕のメンタリティさ。
話すことは何もない。
昨季のことは忘れ、前に進むことに集中している。
それがすべてだ。
昨季に執着してもどうしようもない。
どんな事情があったにせよ、もう起きてしまったことだ。
だから、洗い流して前に進むだけさ。
クリッパーズはこのオフシーズン中にNBA屈指の身体能力を誇るケニオン・マーティンJrを獲得した。
また、若手選手が増えつつあるため、コビントンは来季もローテーションから外される可能性がある。
今はジェイムス・ハーデンのトレード交渉中ではあるものの、いずれにせよ今年33歳になるコビントンにとって来季は重要なシーズンとなりそうだ。
なお、コビントンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 48 | 585 |
MP | 16.2 | 28.8 |
PTS | 6.0 | 11.1 |
TRB | 3.5 | 5.6 |
AST | 1.2 | 1.5 |
STL | 0.8 | 1.5 |
BLK | 0.7 | 1.0 |
TO | 0.7 | 1.5 |
FG% | 44.5% (キャリアハイ) | 40.8% |
3P% | 39.7% (キャリアハイ) | 36.2% |
FT% | 75.0% (キャリアワースト) | 81.1% |