ジョエル・エンビードに不穏な動き?SNSのロケーションからフィラデルフィアを削除
元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンが公の場でダリル・モレーを批判したことが波紋を呼んでいる。
ハーデンが「ダリル・モレーは嘘つきだ。僕は彼がいる組織には行かない」と名指しで批判したと報じられた時、シクサーズファンの中には「シクサーズの選手たちがハーデンを支持し、組織と選手間に亀裂が入るのでは?」と危惧した者もいたというが、その流れになりつつあるのかもしれない。
larrybrownsports.comによると、エンビードはハーデンのモレー批判の後、X(旧Twitter)のプロフィール欄の所在地から「フィラデルフィア」を削除したという。
また、ベテランフォワードのPJ・タッカーもインスタグラムのストーリーを通してハーデン支持を表明したと報じられている。
エンビードが何を意図して「フィラデルフィア」を削除したのかは分からない。
エンビードはSNSを通してファンをからかうことを楽しんでおり、インスタグラムのプロフィール欄には「コメディアン」としているため、今回もただファンの反応を楽しもうとしているだけなのかもしれない。
だが、状況が状況だけに、エンビードがハーデンを支持し、シクサーズの組織に疑問の目を向けているとしても不思議ではない。
NBA選手たちは続々とハーデンを支持する意思を表明している。
もしこの流れが続くようなら、モレーはもちろんシクサーズは組織として苦しい立場に置かれるだろう。
シクサーズの組織がこの問題にどう決着をつけるのか、今後の動きに注目が集まるところだ。