NBAオールスターのジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウン擁するボストン・セルティックスは昨季、NBAチャンピオン最有力候補の1チームだった。

イースタン・カンファレンス2位でNBAプレイオフに進出したセルティックスは、ファーストラウンドでアトランタ・ホークスを、カンファレンスセミファイナルでフィラデルフィア・セブンティシクサーズを下し、カンファレンスファイナルに進出。

だが、第8シードのマイアミ・ヒートに第7戦の末に敗れ、またしてもNBAタイトルに手が届かなかった。

セルティックスとのシリーズで勝利の立役者のひとりとなったゲイブ・ビンセントによると、セルティックスには組織の内部に何かしらの問題があったように感じたという。

ビンセントはセルティックスとのシリーズを振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

ボストンは本当に素晴らしいチームだ。

正直に話すと、あそこでは何かが起こっていたように思えた。

このリーグで勝つためには多くのことがうまくいかなければならない。

もし内部が完全に正しい状態でなければ、いろんなことに影響してしまう。

彼らの内部が適切な状態だがったかどうかは、僕には分からない。

だが、僕はそう感じたんだ。

実際にコートに立っていたビンセントがそう感じたのだから、もしかしたらセルティックスの内部で本当に問題が起こっていたのかもしれない。

もしそうだとすれば、セルティックスはNBAタイトルを勝ち取るためにもその問題を解決しなければならないだろう。

セルティックスはこのオフシーズン中に元ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーのマーカス・スマートと、3＆Dのグラント・ウィリアムスをトレードで放出した。

セルティックスの闘志の象徴だった彼らを失ったことがどう影響するかは分からないが、セルティックスが悲願のNBAタイトルを獲得すべく、一丸となって来季開幕を迎えることを祈るばかりだ。