ルディ・ゴベアがFIBAとNBAの違いを語る「FIBAではもっと考えなければならない」
FIBAバスケットボールワールドカップとオリンピックが開催される時、常に話題になるのがFIBAとNBAのルールの違いだ。
どちらも同じバスケットボールではあるものの、3ポイントの距離やディフェンス時のコンタクト、ディフェンス3秒ルールなど違いが多くあり、それも近年のチームUSAが国際大会で苦しんでいる理由のひとつとされている。
ワールドカップにフランス代表として出場したルディ・ゴベアによると、FIBAのバスケットボールではNBA以上に考えてプレイしなければならないという。
ゴベアはFIBAとNBAの違いについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
FIBAの試合では、もっと考え、もっと周りを見なければならない。
NBAでは、あまり考えなくても良い時がある。
なぜなら、(FIBAの試合より)スペースがあるからね。
ここ(FIBAの試合)では最低限の考えがなければ成功できない。
ディフェンスの3秒ルールはない。
だが、スコアリングはFIBAの試合のほうが難しいんだ。
FIBAにはディフェンス3秒ルールがないため、ビッグマンはインサイドにとどまり、ヘルプに備えることができる。
ゴベアのようなリムプロテクターにとっては、有利なルールと言えるだろう。
とはいえ、フランス代表がグループステージファーストラウンドで敗退したことを踏まえると、ゴベアはもっと考え、周りを見渡さなければならないのかもしれない。