イタリア代表のシモーネ・フォンテッキオ「準々決勝で敗れるのはうんざり」
NBAキャリア2年目を迎えるユタ・ジャズのシモーネ・フォンテッキオは、イタリア代表の一員としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場している。
イタリア代表はグループ首位で決勝トーナメントに進出したものの、1回戦でNBAスターたちを擁するチームUSAに完敗。
イタリア代表にとってバスケットボールの本場アメリカとの違いを見せつけられた試合になってしまった。
この日チームハイの18得点を記録したフォンテッキオも、そう感じたのかもしれない。
フォンテッキオはチームUSAに敗れた後、次のようにコメントしたという。eurohoops.netが伝えている。
いくつかコメントすることがある。
彼ら(チームUSA)は完璧な試合をした。
僕たちはまったくスコアリングできなかった。
最初からエネルギー全開で戦おうと努力した。
第3Qでもね。
だが、今日の彼らはいつも以上にボールをシェアした。
彼らは出だしから完璧だったし、集中していたんだ。
準々決勝で敗れたことに少しうんざりしている。
だが、僕たちは世界ベスト8のチームだ。
この結果は僕たちがさらに良いチームになるためのきっかけになるだろう。
僕たちの最後の2試合は、ジジ・ダトメの(代表)最後の2試合だ。
彼と僕たちにとってすごく重要な試合だ。
僕たちは同じエネルギーと闘争心を持ってぶつかっていくつもりだ。
フォンテッキオはワールドカップを終えた後に少し休養を取り、NBAキャリア2年目を飛躍のシーズンとすべくトレーニングをスタートするだろう。
残念ながらイタリア代表をメダル獲得に導くことはできなかったが、来季NBA選手として成長し、その成果をイタリア代表に還元するに違いない。
なお、フォンテッキオのワールドカップのスタッツは以下の通りとなっている。
– | ANG | DOM | PHI | SRB | POR | USA |
---|---|---|---|---|---|---|
MP | 27 | 30 | 31 | 33 | 32 | 24 |
PTS | 19 | 13 | 18 | 30 | 12 | 18 |
TRB | 5 | 3 | 4 | 7 | 10 | 5 |
AST | 2 | 2 | 1 | 3 | 1 | 1 |
STL | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 2 |
BLK | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
TO | 2 | 1 | 1 | 5 | 1 | 2 |
FG% | 57.1% (8/14) | 26.7% (4/15) | 29.4% (5/17) | 73.3% (11/15) | 31.2% (5/16) | 46.2% (6/13) |
3P% | 16.7% (1/6) | 12.5% (1/8) | 27.3% (3/11) | 50.0% (2/4) | 22.2% (2/9) | 25.0% (2/8) |
FT% | 100% (2/2) | 80.0% (4/5) | 83.3% (5/6) | 75.0% (6/8) | – | 100% (4/4) |
+/- | +14 | 0 | +1 | +8 | +9 | -22 |