ミルウォーキー・バックスのNBAオールスターフォワード、ヤニス・アンテトクンポは、きらびやかな大都会で暮らすより、静かな環境で生活することを望んでいる。

オフシーズン中にはプロモーションイベントなどで海外を訪れることも少なくないが、本来であれば母国ギリシャで家族や友人に囲まれながらのんびりした時間を過ごしたいところだろう。

アンテトクンポの育ちがそうさせているのだろうが、アンテトクンポは少年時代に貧しい生活を送ったせいか、金を大切に使わなければならないということも理解しているのかも知れない。

アンテトクンポは数年前のインタビューの中で、NBAキャリア4年目まで飛行機のファーストクラスのチケットを購入しなかったことを明かしていたという。アンテトクンポのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

誤解しないでほしいのだが、僕は安い人間ではない。

ただ、金を使う時は注意している。

なぜなら、金の価値を理解しているからね。

君たちも僕の育ちを知っているよね。

僕たちは金を稼ぐために毎日戦い、働いていた。

だから、金の価値を見失ったことは一度もないと思う。

僕がファーストクラスのチケットを購入したのは、ここで4年目の時だった。

契約した後さ。

アンテトクンポはバックスと3年1億7300万ドルの延長契約を結ぶことができる。

だが、来年夏まで待てばさらに大きな契約を手にできる可能性があるため、今すぐ延長契約を結ぶことはないだろう。

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金の価値を知っているアンテトクンポだからこそ、常にサラリーを求めるに違いない。

なお、アンテトクンポがバックスを離れる決断を下した場合、サンアントニオ・スパーズやオクラホマシティ・サンダー、トロント・ラプターズ、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・レイカーズなど多くのNBAチームが獲得に乗り出すと見られている。