デニス・シュルーダーをはじめNBA選手を4人擁するドイツ代表は日本時間10日に行われたFIBAバスケットボールワールドカップ決勝戦でセルビア代表を下し、悲願のワールドカップ初優勝を果たした。

ワールドカップMVPに輝いたのはシュルーダー。

だが、ドイツ代表はチームとしての完成度が高く、8勝0敗で金メダルを獲得したことがそれを証明していると言えるだろう。

ドイツ代表のセカンドユニットを牽引するパフォーマンスを見せたモーリツ・バグナーによると、ヘッドコーチのゴードン・ハーバートがチームを一致団結させたという。

バグナーは金メダルを獲得した後、喜びの感情を爆発させたハーバートHCについて質問されると、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。

彼はすごく集中力がある男だ。

彼がいなければ、おそらく僕たちはここにいなかっただろう。

彼は細部まですごく目を向けているし、すべての言葉の裏には大きな情熱がある。

それが素晴らしい性格の選手が集まったチームを大いに助けてくれた。

彼は大声をあげる時もあるが、僕たちを落ち着かせ、集中させてくれるんだ。

ドイツのバスケットボール全体にとってすごくクールなことだ。

僕だけではない。

僕たち全員だ。

大きな目で見ると、これはドイツのバスケットボールの文化に大きな意味を持つ。

何か大きな一部になっている感覚を持つことは非常に価値あることであり、素晴らしいことだ。

感謝している。

昨年夏のユーロバスケットで銅メダルを獲得したドイツ代表は、金メダル獲得を目標としてワールドカップに望んだ。

ハーバートHCは日本に到着した時に選手全員にワールドカップの目標を聞き、全員が金メダル獲得に向かって突き進むようにさせたという。

ドイツ代表が次に目指すのは、来年夏にフランスのパリで開催されるオリンピックで金メダルを勝ち取ることだ。

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ハーバートHCはこれからもドイツ代表を激しい情熱で牽引し、オリンピックで最高の結果をもたらすべく最高の仕事をすることだろう。

なお、バグナーのワールドカップ決勝トーナメントのスタッツは以下の通りとなっている。

–	LAT戦	USA戦	SRB戦
MP	18	13	16
PTS	12	10	8
TRB	4	0	4
AST	1	2	0
STL	2	0	0
BLK	0	0	0
TO	0	3	0
FG％	100％ （3/3）	60.0％ （3/5）	50.0％ （4/8）
3P％	–	50.0％ （1/2）	0％ （0/1）
FT％	100％ （6/6）	75.0％ （3/4）	–
+/-	+13	-1	+5