NBAドラフト外でロサンゼルス・レイカーズに入団したオースティン・リーブスは、当初2ウェイ契約の選手としてルーキーシーズンを送る予定だった。

だが、レギュラーシーズン開幕前にスタンダード契約を勝ち取り、今やレイカーズに不可欠な選手に成長した。

では、なぜレイカーズはリーブスの2ウェイ契約をスタンダード契約にアップグレードしたのだろうか？

ジョバン・ブハ記者によると、リーブスは初めてのサマーリーグを終えた後にレブロン・ジェイムスが主催した選手限定のミニキャンプに参加し、印象的なパフォーマンスを見せると、ジェイムスとアンソニー・デイビスがスタンダード契約に変更するように推したという。ブハ記者のコメントをlakersnation.comが伝えている。

2ウェイ契約だった彼は、レブロン・ジェイムスがラスベガスで主催した選手限定のミニキャンプに参加した。

彼はすごく良いプレイをした。

すると、レブロンとADは「この男はチームにいるべきだ」と感じたんだ。

レイカーズはレギュラーシーズンを（スタンダード契約の選手）14人で迎える予定だった。

レブロンとADが経営陣と話した後、「この男は15人目の選手になるべきだ。2ウェイ契約にするべきではない」という感じになったんだ。

オースティンはそこから羽ばたいていったのさ。

2021-22シーズンのレイカーズはジェイムスとデイビスの怪我による離脱が響き、NBAプレイオフに進出することができなかった。

レイカーズがNBAプレイオフに進出できないことが決定すると、当時の指揮官フランク・ボーゲルはリーブスの出場時間を増やし、リーブスはそれに応えるプレイを披露。

レギュラーシーズン最終戦のデンバー・ナゲッツ戦では31得点、16リバウンド、10アシストを記録し、レイカーズを勝利に導いた。

この夏にレイカーズと4年5600万ドルの契約を結び、チームUSAにも選出されたリーブス。

来季はNBAオールスター選出の期待も高まる中、果たしてリーブスはNBA選手としてまたひとつステップアップし、スターダムを駆け上がることができるだろうか？