デニス・シュルーダーがラプターズ移籍を決断した理由とは?「5年前にオクラホマシティでダルコ・ラヤコビッチに出会った」
昨季をロサンゼルス・レイカーズで過ごしたデニス・シュルーダーは、このオフシーズン中にトロント・ラプターズに移籍した。
シュルーダーとレイカーズは相思相愛のように思えたが、シュルーダーは再建中のラプターズ移籍を決断。
では、なぜシュルーダーはNBAチャンピオンが期待できるレイカーズではなく、NBAプレイオフから遠ざかりつつあるラプターズを選んだのだろうか?
シュルーダーによると、かつてオクラホマシティ・サンダーでアシスタントコーチを務めていたダルコ・ラヤコビッチHCの存在が大きかったという。
シュルーダーはラプターズ移籍の理由について質問されると、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
5年前にOKCで彼(ラヤコビッチHC)に出会った。
僕たちは友人になった。
僕は彼のコーチングが好きだったんだ。
彼はヘッドコーチに就任してすぐに僕に電話をくれた。
僕はエージェントにこう伝えたんだ。
「あの場所に行きたい。あのチームの一員になりたい」とね。
僕は代表チームと同じように、すごく良くフィットすると思う。
ボールを持つ機会が少し増えるだろうね。
ラプターズはこの夏に元NBAオールスターポイントガードのフレッド・バンブリートを失った。
つまり、シュルーダーは先発ポイントガードのポジションを任されるだろう。
サンダー時代に友情を育んだシュルーダーとラヤコビッチHCには、ラプターズを次のステップに進める働きを期待したいところだ。
なお、シュルーダーの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 66 | 16 |
NP | 30.1 | 26.1 |
PTS | 12.6 | 7.4 |
TRB | 2.5 | 1.9 |
AST | 4.5 | 2.9 |
STL | 0.8 | 1.0 |
TO | 1.7 | 1.3 |
FG% | 41.5% | 39.8% |
3P% | 32.9% | 33.3% |
FT% | 85.7% (キャリアハイ) | 82.1% |