シクサーズのニック・ナースHC「我々の目標はジョエル・エンビードの出場試合数を増やすこと」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、怪我による離脱が少なくない選手のひとりだ。
これまでレギュラーシーズン70試合以上に出場したことが一度もなく、NBAプレイオフでは体力面の問題を指摘されているが、ニック・ナースがヘッドコーチに就任したことに伴い、エンビードの出場機会は増えることになりそうだ。
ナースHCによると、来季はエンビードの出場試合数を増やすことを目標のひとつにしているという。ナースHCのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
人々の視点と我々の視点には少し違いがあるのかもしれないね。
我々は彼にもっと多くの試合でプレイさせようとしている。
すなわち、我々の目標は彼の仕事量を増やすことであり、その逆ではない。
ナースHCによると、エンビードに限らず、主力選手たちの出場時間を増やすことを考えているという。
ロードマネジメントに関するルールが定められたため、ナースHCはそれも踏まえたうえでエンビードの出場試合数を増やすと見られている。
だが、それが怪我につながらないことを祈るばかりだ。
なお、エンビードの各シーズンの出場試合数と平均出場時間は以下の通りとなっている。
シーズン | 出場試合数 | 平均出場時間 |
---|---|---|
2014-15 | – | – |
2015-16 | – | – |
2016-17 | 31 | 25.4 |
2017-18 | 63 | 30.3 |
2018-19 | 64 | 33.7 |
2019-20 | 51 | 29.5 |
2020-21 | 51 | 31.1 |
2021-22 | 68 | 33.8 |
2022-23 | 66 | 34.6 |