レイカーズと延長契約のジャレッド・バンダービルト「ここのファンベースは他とは違う」
NBAキャリア5年目をロサンゼルス・レイカーズの一員として終えたジャレッド・バンダービルトは先日、レイカーズと4年4800万ドルの延長契約を結んだ。
ディフェンスで貢献したバンダービルトを1年あたり1200万ドルでキープできたのは、キャップスペースに余裕がないレイカーズにとって大きいだろう。
バンダービルトがチームファーストの契約に応じたのは、レイカーズの環境を相当気に入っているからなのかもしれない。
バンダービルトはレイカーズへのトレードを振り返り、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
彼ら(レイカーズ)のファンベースは他のファンベースとは違う。
どこに行っても、まるで映画のようだ。
他に言いようがない。
スポットライトが当たっているのは明らかだし、すべての試合がテレビ中継される。
ユタにいた時は、テレビでは数試合しか中継されなかったんじゃないかな。
今では毎晩がビッグステージだ。
ユタとはまるで違った。
試合へのアプローチも違った。
なぜなら、僕たちは(NBAプレイオフ進出をかけて)戦っていたからね。
移籍した時点では、あまり勝利を目指していなかったと思う。
少しは目指していたかもしれないが、あまり力を入れていなかった。
それが優勝か敗退かという状況になったんだ。
すべてのアプローチが変わった。
トレードでここに来た時は無駄にする時間がまったくなかった。
僕たちはすでに困難な状況にいたからね。
だが、レイカーズでプレイすることは、明らかに他のファンベースとは違うんだ。
バンダービルトによると、レブロン・ジェイムスとアンソニー・デイビスという偉大なNBAスターたちと共にプレイすることにより、ゲームが簡単になったという。
彼らの近くで過ごし、彼らから学び、彼らの試合へのアプローチ、練習へのアプローチ、そういったすべてを見た。
彼らはオン・ザ・コートとオフ・ザ・コートでそういったことを効率的にやっている。
彼らのような選手がいると、他の皆のゲームがすごくイージーになる。
彼らはIQがすごく高く、僕たちの仕事をより簡単にしてくれる。
僕、ビーズ(マリク・ビーズリー)、(ディアンジェロ・)ラッセル、ルイ(八村塁)、ここに来た全員は、彼らと一緒にプレイすることができた。
そうできたのは、彼らが必要としていたものを僕たちが補えたからだと思うんだ。
彼らと一緒にプレイする時は、基本的に彼らがチームをリードする。
彼らはシーズン途中に加わった僕たちを受け入れ、いろんなことを教えてくれた。
僕たちがスムーズに馴染めるようにしてくれた。
そして噛み合い始めたんだ。
短い期間だったが、僕たちは繋がっていたと思う。
勝利とスポットライトを求めるバンダービルトにとって、レイカーズはまさに理想的な場所と言えるだろう。
とはいえ、勝利が約束されたわけではない。
バンダービルトにはタフなディフェンスと勝利への貢献を期待したいところだ。
なお、バンダービルトの昨季移籍後のレギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
G | 26 | 15 |
MP | 24.0 | 16.5 |
PTS | 7.2 | 4.6 |
TRB | 6.7 | 3.2 |
AST | 1.6 | 0.8 |
STL | 1.2 | 0.7 |
TO | 1.1 | 0.8 |
FG% | 52.9% | 40.0% |
3P% | 30.3% | 24.1% |
FT% | 78.4% | 70.0% |