デマー・デローザンが「3ポイントを狙うべき」批判に反応「僕は得意なことに最大限取り組む」
近年のNBAゲームでは、3ポイントシュートが重要視されている。
NBAレジェンドのマイケル・ジョーダンやコービー・ブライアントなどのようにミッドレンジジャンパーで得点を重ねる選手は少なくなった。
だが、シカゴ・ブルズのデマー・デローザンはミッドレンジを主戦場とし、NBAトップスコアラーのひとりとして活躍している。
しかし、デローザンに対し、「3ポイントを狙うべき」という批判は少なくない。
それでもデローザンが今のスタイルを変えることはないようだ。
デローザンは3ポイントについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕が何かを変える必要はない。
NBAの歴史を振り返ると、僕より多くスコアリングしている選手は38人いる。
3ポイントを狙う必要はないと言っているわけではないよ。
だが、3ポイントを毎晩10本撃つ必要があるとは思えない。
僕は得意なことに最大限取り組む。
3ポイントが必要な時は撃つ。
撃たないと言っているわけではない。
昨季のデローザンはNBAで最多となるミッドレンジFGアテンプト670本を記録したという。
デローザンは3ポイントシュートを得意とするNBA選手ではないため、無理に狙う必要はないだろう。
とはいえ、3ポイントが主体となったNBAゲームにおいて、デローザンに3ポイントを求める声はますます高まるかもしれない。
なお、NBA2023-24シーズンの平均2ポイントFGアテンプト数トップ30選手は以下の通りとなっている。
順 | 選手 | 所属 | 2PFGA |
---|---|---|---|
1 | シェイ・ギルジアス・アレクサンダー | OKC | 17.83 |
2 | ヤニス・アンテトクンポ | MIL | 17.53 |
3 | ジョエル・エンビード | PHI | 16.71 |
4 | デマー・デローザン | CHI | 15.74 |
5 | アンソニー・デイビス | LAL | 15.68 |
6 | ジャ・モラント | MEM | 14.98 |
7 | バム・アデバヨ | MIA | 14.67 |
8 | デビン・ブッカー | PHX | 14.55 |
9 | レブロン・ジェイムス | LAL | 14.53 |
10 | パスカル・シアカム | TOR | 14.51 |
11 | ケビン・デュラント | PHX | 13.88 |
12 | ルカ・ドンチッチ | DAL | 13.76 |
13 | ニコラ・ヨキッチ | DEN | 13.61 |
14 | ジミー・バトラー | MIA | 13.51 |
15 | ディアーロン・フォックス | SAC | 13.33 |
16 | ジェイレン・ブラウン | BOS | 13.20 |
17 | ジェイレン・ブランソン | NYK | 12.95 |
18 | トレイ・ヤング | ATL | 12.94 |
19 | ディアンドレ・エイトン | PHX | 12.65 |
20 | デジョンテ・マリー | ATL | 12.58 |
21 | アンソニー・エドワーズ | MIN | 12.24 |
22 | ジェイソン・テイタム | BOS | 11.84 |
23 | カイリー・アービング | DAL | 11.78 |
24 | ジョシュ・ギディー | OKC | 11.64 |
25 | パオロ・バンケロ | ORL | 11.63 |
26 | ドノバン・ミッチェル | CLE | 11.32 |
27 | ケルドン・ジョンソン | SAS | 11.21 |
28 | ザック・ラビーン | CHI | 11.06 |
29 | ドマンタス・サボニス | SAC | 11.03 |
30 | テリー・ロジアー | CHA | 10.84 |