タイロン・ルーHCがジェイムス・ハーデンの起用法を明かす「ポイントガードはラッセル・ウェストブルック」
先日のトレードでロサンゼルス・クリッパーズに加わったNBAスターのジェイムス・ハーデンが、現地6日のニューヨーク・ニックス戦でクリッパーズデビューを果たす。
クリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCはハーデン、ラッセル・ウェストブルック、カワイ・レナード、ポール・ジョージ、イビチャ・ズバッツをスターターに起用すると見られているが、ハーデンとウェストブルックの棲み分けを懸念しているNBAファンは少なくないだろう。
ルーHCによると、ポイントガードのポジションには基本的にウェストブルックを起用し、ハーデンにはオフ・ザ・ボールでの動きに適応させることを計画しているという。ルーHCのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
我々はここ2~3日の間に話をした。
それは、彼らが一緒にコートに立っている時、ジェイムスはオフ・ザ・ボールで動き、ラスにポイントガードをさせることだ。
つまり、基本的にはウェストブルックが1番で、ハーデンが2番でプレイすることになるだろう。
ハーデンとウェストブルックはオクラホマシティ・サンダー時代とヒューストン・ロケッツ時代に共にプレイした経験があるため、特に大きな問題は生じないだろう。
だが、ジョージとレナードとのケミストリーについては試合を通して高めていかなければならない。
ハーデンの契約は今季限りで満了となり、ウェストブルック、ジョージ、レナードは来年夏にプレイヤーオプションを破棄すればFAになることができる。
彼らのうち誰かがクリッパーズを去る可能性は十分にあるため、クリッパーズにとって今季がNBAタイトル獲得の最大のチャンスと言っても過言ではない。
まずは明日のニックス戦でクリッパーズがどのような戦いを見せるのか注目したいところだ。