タイロン・ルーHC「ジェイムス・ハーデンは今はスモールラインナップにフィットしない」
NBAを代表するスーパースターのポール・ジョージ、カワイ・レナード、ラッセル・ウェストブルック、ジェイムス・ハーデンを擁するロサンゼルス・クリッパーズは現地10日、ダラス・マーベリックスに大敗した。
クリッパーズはハーデン獲得後にまだ白星をあげることができず、早くも「ハーデンはクリッパーズのシステムにフィットしないのでは?」、「ビッグ4はうまく機能しない」などといった声が聞こえているが、指揮官のタイロン・ルーHCもハーデンをどう起用すべきかまだ思案中なのかもしれない。
ルーHCによると、現時点でハーデンはクリッパーズのスモールラインナップにフィットしていないという。ルーHCのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
彼の調子が元に戻るまで、現時点でスモールラインナップは彼にあまりフィットしていないと思う。
できるだけ彼と一緒に5番の選手をコートに置いたほうが良い。
そのほうが我々にとっては良いだろうね。
クリッパーズはトレードでハーデンを獲得するためにマーカス・モリス、ニコラス・バトゥーム、ロバート・コビントン、ケニオン・マーティンJrを放出した。
特にバトゥームとコビントンはディフェンス面で大きな役割を担っていたこともあり、彼らを失ったクリッパーズはマブスにアウトサイドでやりたい放題されてしまった。
クリッパーズの球団社長を務めるローレンス・フランクは、ハーデンがクリッパーズのシステムにフィットするか否かを吟味したうえでトレードを実行に移したというが、果たしてクリッパーズはここから調子を上げることができるだろうか?
なお、この日のマブスとクリッパーズのスタッツは以下の通りとなっている。
– | DAL | LAC |
---|---|---|
PTS | 144 | 126 |
TRB | 41 ORB:15 DRB:26 | 47 ORB:19 DRB:28 |
AST | 30 | 21 |
STL | 7 | 7 |
BLK | 1 | 2 |
TO | 8 | 14 |
FG% | 52.0% (51/98) | 48.9% (43/88) |
3P% | 45.2% (19/42) | 29.6% (8/27) |
FT% | 88.5% (23/26) | 88.9% (32/36) |