デニス・シュルーダーがチャレンジを要求したジョー・マズーラHCを批判「僕たちを軽視すべきではない」
トロント・ラプターズは先日、NBAオールスターのジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、ジュルー・ホリデー擁するボストン・セルティックスに敗れた。
この日のセルティックスは第4Q中にセーフティーリードを手にすると、スターターを下げてベンチ選手を起用。
その中で、セルティックスのジョー・マズーラHCが残り3分39秒にチャレンジを要求する場面があった。
チャレンジを要求した時点でセルティックスの勝利はほぼ決まっていたため、ラプターズの選手たちはマズーラHCのチャレンジ要求を不快に感じたようだ。
デニス・シュルーダーは試合後、チャレンジを要求したマズーラHCについて、次のように指摘したという。larrybrownsports.comが伝えている。
30点差で勝っている時、普通ならチャレンジを要求することはない。
君たちは勝った。
残り3分だ。
あのような形で僕たちを軽視すべきではない。
一方、マズーラHCによると、チャレンジを要求したのは普段出場機会がない選手たちにも彼が仕事をしていることを知らせるためだったという。
僕にはまず選手たちに対する責任があると思う。
これはそれを明確にする機会だった。
選手たちに力を与え、僕がコーチングしていることを彼らに知らせる機会だったんだ。
これはどちらも正論を語っているため、おそらく結論が出ることはないだろう。
とは言え、「軽視された」と感じたシュルーダーをはじめラプターズの選手たちは、次の対戦でマズーラHCに敵対心を持って挑むに違いない。
なお、この日のラプターズとセルティックスのスタッツは以下の通りとなっている。
– | TOR | BOS |
---|---|---|
PTS | 94 | 117 |
TRB | 37 ORB:7 DRB:30 | 46 ORB:5 DRB:41 |
AST | 25 | 30 |
STL | 8 | 1 |
BLK | 1 | 4 |
TO | 8 | 12 |
FG% | 38.5% (35/91) | 54.7% (47/86) |
3P% | 27.0% (10/37) | 34.1% (15/44) |
FT% | 87.5% (14/16) | 61.5% (8/13) |