ディロン・ブルックスが古巣グリズリーズに怒り「僕をスケープゴートにした」
ベテランスウィングマンのディロン・ブルックスはNBAキャリア6年をメンフィス・グリズリーズで過ごした後、ヒューストン・ロケッツに移籍した。
ブルックスはグリズリーズで重要なディフェンシブオプションだったものの、コート内外の過激な言動で批判を浴びてしまった。
グリズリーズは最終的にブルックスに戦力外通知を出したわけだが、ブルックスはグリズリーズの組織を良く思っていないようだ。
ブルックスは先日、古巣グリズリーズについて次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕がメンフィスのことで気に入らないのは、彼らが困難から抜け出すために僕に対する批判を許したことだ。
僕はそれらすべてのスケープゴートにされてしまった。
僕にとって受け入れられることではなかった。
彼らは最終的に人として僕に低姿勢で何かを伝えに来た。
だが、すべてがうまくいかなかった時、彼らは僕を守ってくれなかったんだ。
ブルックスはロケッツで素晴らしいパフォーマンスを発揮しており、ロケッツは現在6勝3敗と好調。
一方、ブルックスを失い、主力選手たちの出場停止や怪我による離脱に苦しめられているグリズリーズは2勝9敗でウェスタン・カンファレンス最下位にとどまっている。
まだシーズン序盤ではあるものの、ブルックスにとっては彼の価値を再確認する最高の結果と言えるのかもしれない。
なお、ブルックスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 9 | 354 |
MP | 30.9 | 28.7 |
PTS | 13.7 | 14.5 |
TRB | 4.2 | 3.1 |
AST | 2.0 | 2.1 |
STL | 1.1 | 0.9 |
TO | 2.0 | 1.6 |
FG% | 55.1% | 41.8% |
3P% | 53.3% | 34.5% |
FT% | 84.0% | 79.6% |