サンアントニオ・スパーズのNBAドラフト1位ルーキー、ビクター・ウェンバンヤマは、現地25日に行われたユタ・ジャズ戦で22得点、10リバウンド、5ブロックショットを記録した。

残念ながらスパーズを勝利に導くことはできなかったものの、ホークスのジョン・コリンズはウェンバンヤマのパフォーマンスに感銘を受けたようだ。

コリンズは試合後、ウェンバンヤマについて質問されると、次のように答えたという。eurohoops.netが伝えている。

君はフランス出身ではない。

火星出身だ。

ビクターはこのリーグで偉大な選手になるだろう。

一方のウェンバンヤマは試合後、改善したい点について質問されると、次のように答えた。

我慢強くいることが重要だ。

それが鍵だ。

今日のすべての偉大な選手たちは我慢し、ゲームのペースをコントロールしている。

何事にもアップダウンはつきものだ。

だが、ショットセレクションを考え、バッドショットをなくさなければならない。

僕はディフェンスとオフェンス両面でチームメイトたちともっとうまくプレイする方法、チームにフィットする方法を学んでいる。

シーズンは長い。

毎晩が新たなチャレンジだ。

シェイ（・ギルジアス・アレクサンダー）やジョエル（・エンビード）のような選手は、1試合で30得点記録するかもしれない。

だが、彼らは毎晩30得点を狙っている。

一度やったことを繰り返すことが重要なんだ。

ウェンバンヤマはショットの安定性とターンオーバーを大きな課題としている。

ダブルチームを仕掛けられることが少なくないウェンバンヤマは特にターンオーバーの問題を克服したいところだろうが、経験と時間がそれを解決するだろう。

レブロン・ジェイムスから「エイリアン」、コリンズから「火星出身」と称されたウェンバンヤマは、これからも地球上の人間とは思えないパフォーマンスでゲームを支配するに違いない。

なお、ウェンバンヤマのジャズ戦のスタッツは以下の通りとなっている。

–	UTA
MP	26：58
PTS	22
TRB	10
AST	2
STL	1
BLK	5
TO	4
FG％	52.9％ （9/17）
3P％	33.3％ （1/3）
FT％	75.0％ （3/4）
+/-	-2