デマー・デローザン「ものすごくイライラする」
シカゴ・ブルズは現地24日にトロント・ラプターズに敗れ、連敗を3に伸ばすとともに今季の成績を5勝12敗とした。
この日はザック・ラビーンが復帰し、ほぼフルラインナップで戦ったものの、連敗を止めることができなかったブルズ。
デマー・デローザンによると、ブルズは彼だけでなく、ローカールームの全員がひどくイライラしているという。
デローザンは古巣ラプターズ戦を終えた後、次のようにコメント。NBC Sports Chicagoが伝えている。
ごまかすことはできない。
ものすごくイライラしている。
コンペティターなら当然だ。
このロッカールームにいる全員がイライラしている。
全員がコンペティターとしてもっと上に行きたいと思っているし、この状況を解決することをひどく望んでいる。
共に勝利を積み重ねなければならない。
そうすれば、僕たちの状況はすべて変わるだろう。
僕はそう信じている。
人間の本質は逆境に陥った時に分かる。
僕たちはポジティブであり続けなければならない。
負けると腹が立つが、これからもチャンスはあるし、自分たち次第だ。
すごくイライラする。
ゆっくり寝よう。
長い夜になるだろう。
このことについて考える時間はたっぷりある。
その後どう反応するかが重要だ。
デローザンは試合終了間際にラプターズのベンチと口論を繰り広げ、退場処分となった。
残り1.4秒の時点でラプターズの勝利は確定していたが、パスカル・シアカムはボールを持って試合を終わらせるのではなく、3ポイントショットを選択。
デローザンはそれに腹を立て、ラプターズのベンチと口論を繰り広げた。
この時、ラプターズのコーチ陣はデローザンに対し、「インシーズントーナメントだ!」などと反応したものの、デローザンによると、ラプターズの敗退はすでに決定していたため、シアカムはシュートを撃つべきではなかったという。
僕はインシーズントーナメントのポイントのことは気にしていない。
ゲームをリスペクトするだけだ。
もし僕たちが彼らの立場だったら、僕はボールを持ち、試合を終わらせただろう。
彼らが敗退したことは分かっていた。
だが、僕はそんなことは気にしていなかった。
彼らの誰もが彼(シアカム)に向かって「得点しろ、得点しろ、得点しろ」と叫んでいた。
先ほども言ったが、もし立場が逆だったら、僕は相手をリスペクトし、ボールを持って試合を終えただろう。
インシーズントーナメントのポイントは関係ない。
特にショットクロックが残っていなければね。
それが僕だ。
デローザンにとってこの日は凱旋試合だったが、気持ちの良い試合とはならなかった。
ブルズが勝利のチームとならない限り、デローザンをはじめ選手たちのイライラは募るばかりだ。
果たしてブルズはここから巻き返すことができるのだろうか?
なお、ブルズの今後10試合のスケジュールは以下の通りとなっている。
現地日付 | 対戦チーム | ホームorアウェイ |
---|---|---|
11/26 | ブルックリン・ネッツ | アウェイ |
11/28 | ボストン・セルティックス | アウェイ |
11/30 | ミルウォーキー・バックス | ホーム |
12/2 | ニューオーリンズ・ペリカンズ | ホーム |
インシーズン決勝トーナメント期間中 | ||
12/11 | ミルウォーキー・バックス | アウェイ |
12/12 | デンバー・ナゲッツ | ホーム |
12/14 | マイアミ・ヒート | アウェイ |
12/16 | マイアミ・ヒート | アウェイ |
12/18 | フィラデルフィア・セブンティシクサーズ | アウェイ |
12/20 | ロサンゼルス・レイカーズ | ホーム |