ブランドン・イングラムが去就について「今は考えていない」
ニューオーリンズ・ペリカンズのブランドン・イングラムは、契約をあと1年残している。
つまり、ペリカンズと延長契約を結ぶことができるわけだが、今季のパフォーマンスを踏まえると、大型契約を勝ち取るのは難しいだろう。
だが、もし延長契約を結ばなかった場合、完全FAになる来年夏に向けてトレードの可能性が高まる。
では、イングラムはこの状況をどう見ているのだろうか?
イングラムは先日、去就について質問されると、次のように答えたという。nola.comが伝えている。
今は考えていない。
僕はこのチームで初めてオールスターに選出された。
ここ僕を僕らしくいさせてくれる場所だ。
皆とも良い関係を築いている。
だが、どうなるかは決して分からない。
数週間オフをとり、僕にとって、僕の家族にとって何が最善なのかを考えるつもりだ。
そこから前に進もう。
もしペリカンズがイングラムとの決別を決定した場合、アトランタ・ホークスやオーランド・マジックなどがトレード先有力候補になると噂されている。
オフシーズン中にトレードが実現しなかったとしても、もしイングラムが来季のトレード期限までに十分なパフォーマンスを見せることができなければ、シーズン中にトレードされることもあり得るだろう。
ペリカンズのバスケットボールオペレーション部門副代表を務めるデイビッド・グリフィンは先日、この夏にロスターを積極的に強化する方針であることを明らかにした。
果たしてペリカンズはイングラムをロスターに留めるのだろうか?
それともトレードで放出するのだろうか?
なお、イングラムの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 64 | 477 |
MP | 32.9 | 33.0 |
PTS | 20.8 | 19.4 |
TRB | 5.1 | 5.2 |
AST | 5.7 | 4.3 |
STL | 0.8 | 0.7 |
BLK | 0.6 | 0.6 |
TO | 2.5 | 2.5 |
FG% | 49.2% (キャリアハイ) | 46.8% |
3P% | 35.5% | 36.2% |
FT% | 80.1% | 78.6% |