ワシントン・ウィザーズのオーナーを務めるテッド・レオンシスは先日、フランチャイズをワシントンD.C.からバージニア州アレクサンドリアに移転させる計画を立てていることを発表した。

ワシントンD.C.はウィザーズが移転しないことを望んでいるというが、長年にわたってウィザーズのユニフォームを着てプレイしたブラッドリー・ビールもフランチャイズの移転に反対しているようだ。

ビールはウィザーズのフランチャイズ移転計画について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

バージニアへの移転はない。

何なんだ？

テッド、君がやろうとしていることを僕たちは理解している。

だが、チームをD.C.から移転させるべきではない。

チョコレートシティだ！

僕たちは（D.C.に）維持しなければならない。

ウィザーズがワシントンD.C.からバージニア州アレクサンドリアに移転へ

金銭面については僕の手に負えることではないし、僕にコントロールできることでもない。

だが、僕はチームが移転しないことを望んでいる。

都市にとっても良いことじゃないかな。

もしバージニアに移転したら、少し問題が生じてしまうと思う。

移転するな。

僕たちならそうできる。

1961年にシカゴ・バッカーズとして始まったウィザーズは、1963年にボルチモアに移転。

その10年後にワシントンD.C.に移転し、キャピタル・ブレッツとして再スタートを切った。

低迷が続くウィザーズにとってフランチャイズの移転は再スタートの大きなきっかけとなるだろうが、ビールのようにウィザーズに愛着を持つ選手やファンは残留を働きかけていくことになりそうだ。