ローテーションから外れたPJ・タッカーにバックスとヒートが関心か?
NBAスターのジェイムス・ハーデンを含むトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからロサンゼルス・クリッパーズに移籍したPJ・タッカーには、ディフェンスとコーナースリーによる貢献が期待されていた。
だが、指揮官のタイロン・ルーHCは、十分なパフォーマンスを見せることができずにいたタッカーをローテーションから外した。
クリッパーズとタッカーは現在トレードを含めて話し合っているというが、タッカーがトレード市場に出た場合、少なくともNBA2チームから関心を持たれるかもしれない。
hoopsrumors.comによると、NBAプレイオフチームのミルウォーキー・バックスとマイアミ・ヒートがタッカーに関心を持ち、状況をモニターしているという。
ただし、バックスとヒートがタッカーのトレードに積極的になることはないかもしれない。
タッカーの今季のサラリーは1100万ドル、来季のサラリーは1150万ドル(プレイヤーオプション)であるため、現在38歳で衰えが見られるタッカーより、成長が期待できる若手選手、もしくは即戦力のベテラン選手をロスターに加えたところだろう。
クリッパーズと決別するであろうタッカーは、果たして新天地を見つけることができるだろうか?
なお、タッカーは2020-21シーズンにバックスでNBAタイトル獲得に貢献し、2021-22シーズンにヒートでプレイした経験を持つ。
タッカーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 15 | 867 |
MP | 15.9 | 28.5 |
PTS | 1.3 | 6.7 |
TRB | 2.9 | 5.5 |
AST | 0.5 | 1.4 |
STL | 0.6 | 1.1 |
TO | 0.3 | 0.9 |
FG% | 31.6% | 42.5% |
3P% | 31.3% | 47.9% |
FT% | 100% | 75.0% |