PJ・タッカーが役割に不満?クリッパーズと去就の話し合いか?
先月のトレードでNBAスターのジェイムス・ハーデンと共にフィラデルフィア・セブンティシクサーズからロサンゼルス・クリッパーズに移籍したPJ・タッカーには、ディフェンスとコーナースリーでの貢献が期待されている。
だが、38歳のタッカーは衰えを隠せず、十分なパフォーマンスを発揮することができていない。
そのためクリッパーズを指揮するタイロン・ルーHCはタッカーをローテーションから外す決断に至ったわけだが、タッカーは出場機会を失ったことに不満を感じているようだ。
larrybrownsports.comによると、タッカーとクリッパーズの組織は移籍の可能性も含め、チームにおける役割などについて話し合っているという。
ルーHCはタッカーをローテーションから外した後、ルーキーのコービー・ブラウンをローテーションに加えた。
タッカーより若くエネルギッシュで、3ポイントもあるブラウンは、おそらくローテーションに残り続けるだろう。
つまり、主力選手たちの負傷離脱がない限り、タッカーがローテーションに復帰する可能性は低い。
タッカーの今季のサラリーは1100万ドルで、来季は1150万ドルのプレイヤーオプションとなっている。
この契約がトレードとバイアウトを難しくすると見られているが、果たしてクリッパーズはどう対処するのだろうか?
なお、タッカーのクリッパーズ移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 12 | 867 |
MP | 14.4 | 28.5 |
PTS | 1.2 | 6.7 |
TRB | 2.4 | 5.5 |
AST | 0.7 | 1.4 |
STL | 0.5 | 1.1 |
TO | 0.2 | 0.9 |
FG% | 28.6% | 42.5% |
3P% | 27.3% | 36.5% |
FT% | 100% | 75.0% |