NBAキャリア2年目を迎えているヒューストン・ロケッツのジャバリ・スミスJrは、サイズとウィングスパンを併せ持つ貴重な選手のひとりだ。

2022年のNBAドラフト3位でロケッツに入団した当時は、NBAを代表するスーパースターのケビン・デュラントと比較されることも多かったスミスJr。

現時点でデュラントほどのインパクトをもたらすことはできていないが、スミスJrによると、この夏はデュラントから多くを学ぶために彼と共にロサンゼルスでワークアウトに励んだという。スミスJrのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

僕はロサンゼルスで行われたリコ・ハインズのキャンプに参加した。

ピックアップゲームの前に彼（デュラント）がワークアウトしていたから、僕は彼と彼のトレーナーのところに飛び込んだ。

かなり良かったよ。

彼は細部にまで注意を払って取り組んでいる。

彼がどれほどハードに取り組んでいるか、どれほど一貫しているのかが分かり、細部にまで注意を払って集中することがどれほど重要かを知ることができてよかった。

彼は毎回同じシュートを撃つ。

彼のシュートを見れば分かると思うが、彼はのショットは毎回同じだ。

彼はすべてのムーブにおいて正確に動いている。

まるでロボットだ。

すべてが同じに見える。

だから、僕はそれを真似しようとしているんだ。

NBA史上最高のスコアラーのひとりと称されるデュラントを真似るのは決して簡単ではないだろう。

だが、スミスJrはまだ20歳と若く、成長の伸びしろはある。

デュラントほどではないとしても、スミスJrがデュラントに迫るNBA選手に成長することができれば、ロケッツにおいて大きなオプションになるに違いない。

なお、スミスJrの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	2023-24
G	79	10
MP	31.0	28.6
PTS	12.8	12.0
TRB	7.2	7.0
AST	1.3	1.2
STL	0.5	0.6
BLK	0.9	0.5
TO	1.3	1.1
FG％	40.8％	46.7％
3P％	30.7％	35.4％
FT％	78.6％	55.6％