パスカル・シアカムはマックス延長契約以外は応じない姿勢か?
トロント・ラプターズは先日、ニューヨーク・ニックスとのトレードでRJ・バレット、イマニュエル・クイックリー、NBAドラフト2巡目指名権を獲得し、OG・アヌノビー、プレシャス・アチウワ、マラカイ・フリンを放出した。
次に注目が集まるのは、トレードの噂があがり続けているパスカル・シアカムの去就だ。
シアカムはラプターズと延長契約を結ばなかった場合、今年夏に完全FAになる。
そのためトレードの噂が浮上しているわけだが、シアカムとラプターズの延長契約が実現する可能性は低いのかもしれない。
RealGMによると、シアカムはマックス延長契約以外には応じない見込みだという。
シアカムはラプターズと4年最大1億9000万ドルの延長契約を結ぶことができる。
期限は現地6月30日だ。
もしラプターズがシアカムをトレードで放出した場合、そのチームはシアカムに対して最長2年契約しかオファーできない。
シアカムは2年の延長契約には応じず、FA市場でより大きな契約を狙うというから、シアカムをトレードで獲得したチームはわずか半年でシアカムを失ってしまう可能性がある。
つまり、トレードには相当なリスクを覚悟しなければならないだろう。
シアカムにはデトロイト・ピストンズはメンフィス・グリズリーズなど複数のNBAチームが関心を持っているというが、果たしてラプターズはどのような決定を下すのだろうか?
なお、シアカムの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 33 | 504 |
MP | 35.1 | 30.9 |
PTS | 22.4 | 17.4 |
TRB | 6.5 | 6.5 |
AST | 5.0 | 3.6 |
STL | 0.8 | 0.9 |
TO | 2.2 | 1.9 |
FG% | 51.8% (キャリアハイ) | 49.0% |
3P% | 28.5% | 32.4% |
FT% | 74.9% | 77.1% |