ロブ・ペリンカGMがトレード期限までに動かなかった理由を明かす「売りに出されていない家は買えない」
ロサンゼルス・レイカーズは現地8日のトレード期限までにロスターを動かさなかった。
レイカーズはガードとウィングのポジションを強化すると見られていたものの、なぜまったく動かなかったのだろうか?
その理由をゼネラルマネージャーのロブ・ペリンカが明かした模様。
ペリンカGMによると、今回のトレード市場にはレイカーズが望むような選手がいなかったため、ロスターを動かさなかったという。ペリンカGMのコメントをlakersnation.comが伝えている。
我々は今季が始まる前、継続性について何度も話し合った。
我々はチームにいる選手たちのことを本当に気に入っているし、自信がある。
もちろん我々の仕事、僕の仕事は常にロスターをアップグレードする方法を探すことだ。
だが、売りに出されていない家を買うことはできない。
我々のチームを改善するために資産を使う方法をずっと探してきた。
しかし、そこに正しい動きはなかったんだ。
我々は今年のドラフトの時に取引に使える1巡目指名権を3つ持つ。
それが大きな動きにつながる可能性がある。
今は小さな動きはしたくなかった。
6月もしくは7月にはるかに大きく動けるのに、いま動くとごくわずかに改善できるかもしれないが、夏に大きく動けなくなってしまうんだ。
我々は自信を持っている。
このチームはインシーズントーナメントで素晴らしい成績を収めた。
サンプルサイズが小さいのは分かっているが、我々は選手たちが揃った時にかなり支配力あるプレイを見てきた。
継続には時間と忍耐が必要な場合がある。
我々は発展するのを待つしかない。
レイカーズにはこのトレード市場で使えるNBAドラフト1巡目指名権がひとつしかなかった。
だが、今年夏はNBAドラフト1巡目指名権を3つ使えるようになる。
つまり、レイカーズは今年夏のトレード市場でNBAドラフト1巡目指名権3つを有効的に使い、NBAスターの獲得を狙うのだろう。
レイカーズはダラス・マーベリックスのカイリー・アービングやアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングとデジョンテ・マリー、クリーブランド・キャバリアーズのドノバン・ミッチェル獲得を狙うと噂されているが、果たしてレイカーズは今年夏にどのようなロスターを構築するのだろうか?