ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、もし延長契約を結ばなければこの夏に完全FAになる。

今季のトンプソンは十分なパフォーマンスを見せることができず、ルーキーシーズン以降初めてスターターから外された。

そのためトンプソンには他のNBAチームへの移籍の噂が浮上しているが、トンプソンは少なくとも今はウォリアーズの一員としてNBAキャリアを終えることを望んでいるようだ。

トンプソンは「役割の変化がウォリアーズとの契約に影響する？」と質問されると、次のように答えたという。thescore.comが伝えている。

すべてのオプションを検討しなければならない。

だが、僕は生涯ウォリアーでありたい。

ただ、何が起こったとしても、僕はこのゲームをあと数年はプレイするから、すべての瞬間を楽しむつもりだ。

トンネルの先の光は見えている。

40歳までプレイしたいかどうかは分からない。

本当に疲れそうだからね。

レイカーズなどNBA4チームがクレイ・トンプソン獲得を狙う？

（ベンチ出場以降）僕はすごくうまくやっている。

僕はNBAバスケットボールを11年間プレイしてきたが、自分のパフォーマンスに自分のアイデンティティを入れないようにすることにより、よりうまくやれていると思う。

それだけでも素晴らしい成果だ。

コートでプレイし、楽しみ、健康でいられることは、どんなシューティングナイトやFG成功率50％、3P成功率40％、フリースロー成功率90％のマイルストーンより重要なことさ。

それに気付くのに長い時間がかかった。

だが、それにようやく気付き、僕のゲームはずっと良くなった。

肩の力を抜くことができているし、「これは本当に素晴らしいチャンスだ」ということを実感している。

怪我などがあったが、誰もが僕のようなポジションに到達することを望んでいる。

僕たちが到達した高みは非常に稀だから、素晴らしいことなんだ。

シックスマンとして起用されて以降のトンプソンは復調傾向にあり、ここ4試合で3P成功率42.1％を記録している。

もしこのペースを維持することができれば、ウォリアーズとの延長契約もしくは再契約の可能性はますます高まるだろう。

なお、トンプソンの今季スターター出場時とベンチ出場時のスタッツは以下の通りとなっている。

–	スターター	ベンチ
G	49	4
MP	30.6	27.1
PTS	17.0	18.5
TRB	3.5	3.5
AST	2.2	2.0
STL	0.6	0.5
TO	1.5	1.3
FG％	41.5％	45.6％
3P％	36.8％	42.1％
FT％	91.6％	100％