ジョエル・エンビードがレギュラーシーズン中の復帰について「どう感じるか次第」

フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、膝の怪我により離脱を強いられている。

シクサーズはエンビードがレギュラーシーズン終了前に復帰し、NBAプレイオフに向けて準備できることを願っているというが、具体的な復帰時期についてはまだ決まっていないという。

そんな中、エンビードが自身の状況に言及した模様。

エンビードは復帰について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

タイムラインは本当に決まっていない。

身体がどう反応するかは決して分からない。

特にトレーニングの強度を上げた時にね。

だから、どう感じるかがすべてだ。

もしすごく良い感じなら、それは良いことだ。

もし正しい状態ではないと感じたら、（リハビリを）続けなければならない。

僕はバスケットボールをプレイするのが大好き。

できるだけコートにいたい。

これができるのは20年くらいしかないから、チャンスがあればコートに立ちたい。

順位はあまり重要ではない。

ただできるだけ多くプレイし、チームを助けたいんだ。

また、エンビードはこの夏に開催されるパリオリンピックについて質問されると、次のように答えた。

それについても同じ考え方だ。

良い感じならプレイする。

正しい状態ではないと感じたら、厳しい決断を下さなければならない。

すべてはどう感じるか次第だ。

エンビードが離脱して以降のシクサーズは厳しい戦いを強いられており、2月は4勝8敗にとどまった。

シクサーズは現在イースタン・カンファレンス6位とNBAプレイオフ進出圏内にはいるものの、同7位インディアナ・ペイサーズとはゲーム差なし、同8位オーランド・マジックとは0.5ゲーム差だ。

とはいえ、長期政権を築こうとしているシクサーズはエンビードの膝が完治しない限り復帰させないだろう。

エンビードの膝が一日も早く回復し、コートで貢献できるる日が来るのを願うばかりだ。

なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。